NEWS(12/09/25 19:14)
Adobe、「Adobe Photoshop Elements 11」「Adobe Premiere Elements 11」体験版
写真や動画の管理機能“Elements Organizer”がジオタグに対応など
アドビ システムズ(株)は25日、写真管理・レタッチソフト「Adobe Photoshop Elements 11」と動画管理・編集ソフト「Adobe Premiere Elements 11」の体験版を公開した。「Adobe Photoshop Elements 11」はWindows XP/Vista/7/8、「Adobe Premiere Elements 11」はWindows XP/Vista/7/8および同64bit版に対応しており、全機能を30日間試用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードでき、ダウンロードには無償で取得できるAdobe IDが必要。
なお、製品版は10月12日に発売予定で、アドビストアでの価格はいずれもダウンロード版が13,800円などとなっている。また、両ソフトのセットは19,800円などで購入可能。
両ソフト共通の変更点として、ユーザーインターフェイスのデザインが変更され、これまでの暗い色調から明るい色調に変更されたほか、文字も大きく見やすくなった。また、写真や動画の管理機能“Elements Organizer”がジオタグに対応し、選択した写真などが撮影された場所を“Google マップ”上へ表示できるようになったほか、撮影場所から写真などを絞り込めるようになった。
「Adobe Photoshop Elements 11」では、上位版の「Adobe Photoshop」では“CS5”から搭載されている“境界線を調整”機能が利用できるようになった。“境界線を調整”機能を利用すると、人物の髪の毛など複雑に入り組んだ境界線を簡単に選択することが可能。
また、“クイック”“ガイド”“エキスパート”の3種類の編集モードのうち、もっともシンプルな“クイック”モードがデフォルトで起動するモードになった。さらに、“ガイド”モードで利用できる効果に、ミニチュア風の写真に変換する“チルトシフト”や、トイカメラ風の写真に変換する“ビネット効果”、意図的に露出オーバー・アンダーで撮影したように変換する“ハイキー”“ローキー”が追加された。
そのほか、フィルターに“コミック”“グラフィックノベル”“ペンとインク”が追加され、多彩な表現が可能になっている。
「Adobe Premiere Elements 11」では、編集にシーン単位で編集する“クイック”とタイムラインを使って編集する“エキスパート”の2つのモードを利用できるようになった。また、動画の選択部分をスローモーションにしたり、早回しにするといった演出が可能になったほか、スライダーを使って動画の色調補正を行えるようになった。
さらに、エフェクトに“フィルムルック”ジャンルが追加され、ハリウッド映画風の映像効果を利用できるようになった。
「Adobe Photoshop Elements 11」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- 体験版
- 【バージョン】
- 11.0(12/09/25)
「Adobe Premiere Elements 11」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/XP x64/Vista x64/7 x64/8 x64
- 【ソフト種別】
- 体験版
- 【バージョン】
- 11.0(12/09/25)