NEWS(12/11/06 15:16)
「TeamViewer 8」のベータ版が公開
Windows 8への対応が強化。クライアントへの接続もより柔軟に運用・管理できるように
独TeamViewer GmbHは5日(現地時間)、リモートデスクトップソフト「TeamViewer」の次期バージョン「TeamViewer 8」のベータ版を公開した。
「TeamViewer 8」では、クライアントへの接続がより柔軟に運用・管理できるようになった。たとえば、アクティブなリモート接続へ第三者を招待したり、コントロールを引き渡すことが可能。また、Web管理インターフェイス“TeamViewer Management Console”が追加され、WebブラウザーからリモートPCの管理・接続・切断が行えるようになっている。接続情報をグループ管理して、特定のグループを共有できるようになったのも便利だろう。
さらに、Windows 8への対応が強化されたのも「TeamViewer 8」の特長と言える。リモート接続画面のツールバーにWindows 8専用のコマンドを集約したメニューが追加され、そこからスタート画面の表示、アプリの切り替え・スナップ、“チャーム”の表示といった操作が行えるほか、マルチタッチジェスチャーなどにも対応している。また、Windows 8/RT向けとして新たに設計されたWindows ストアアプリ「TeamViewer Touch」を利用することもできる。
そのほかにも、「Microsoft Outlook」と連携してテレビ会議を予約する機能や、手元のプリンターをリモートPCから利用できるようにするリモート印刷機能などが新たに追加された。
「TeamViewer 8」ベータ版は、WindowsおよびMac OS Xに対応しており、個人の非商用に限り無償で利用可能。編集部にてWindows 7/8で動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- TeamViewer GmbH
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows 7/8で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人の非商用のみ)
- 【バージョン】
- 8.0.15959 beta(12/11/05)