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Adobe、Windows ストアアプリ版「Adobe Reader」を公開
セマンティックズームに対応しており、各ページのサムネイルが並んだ画面を表示可能
(2012/12/14 16:27)
米Adobe Systems Incorporatedは今週はじめ、無償のPDFビューワー「Adobe Reader」のWindows ストアアプリ版を公開した。Windows 8/RTに対応するフリーソフトで、現在「ストア」アプリ(Windows ストア)からダウンロードできる。
Windows ストアアプリ版「Adobe Reader」は、Windows 8タブレット端末での利用を想定したPDFビューワー。タッチ操作がしやすいように大きな操作ボタン類を使ったユーザーインターフェイスが採用されているほか、閲覧時は余計なUIが表示されないようになっている。
もちろん、フリックによるスクロールやピンチイン・アウトによるズームも可能。さらに、セマンティックズームに対応しており、ズームアウトし続けると各ページのサムネイルが並んだ画面へ切り替えられる。
また、“しおり”にも対応しており、“しおり”がつけられているページまでジャンプする機能を備えるほか、チャームからの共有機能を使って表示中のPDFファイルを“SkyDrive”へアップロードしたり、メールへ添付するといった操作が可能。そのほか、起動時の画面には最近使ったファイルのリストが表示される。
なお、縦のフリックでスクロールする“連続”モードと横へのフリックでページを切り替える“単一ページ”モードを備えているが、編集部にて試用したところ、見開き表示には対応していなかった。今後の対応が期待される。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Reader」Windows ストアアプリ版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows 8/RT(x86, x64, ARM)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0