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オープンソース化されたファイル暗号化・復号ソフト「アタッシェケース」が正式版に

GPLv3ライセンスではなく、より自由度の高いBSDライセンスを採用

「アタッシェケース」v2.8.2.1

 ファイルやフォルダの暗号化・復号ソフト「アタッシェケース」v2.8.2.1が、6日に公開された。v2.8系は昨年7月にオープンソース化されて以来、ベータ版という位置づけだったが、今回晴れて正式版となった。

 また、これまでのベータ版ではGPLv3ライセンスが適用されていたが、正式版ではより自由度の高いBSDライセンスへと変更されている。BSDライセンスでは、商用・個人利用に関わらず、派生物に著作権表示を含めさえすればソースコードを非公開にした二次利用も認められる。アプリストアを通した配布しか認められないクローズドなプラットフォームへの展開も期待できるだろう。

 「アタッシェケース」は、対応OSはWindows 98/NT/2000/XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、8日に公開された最新版v2.8.2.2が、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「アタッシェケース」
【著作権者】
ひばら みつひろ 氏
【対応OS】
Windows 98/NT/2000/XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.8.2.2(13/01/08)

(柳 英俊)