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Anthropic、「Claude Opus 4.6」を発表 ~コーディングだけでなく、知的実務も得意

価格は据え置き

Anthropic、「Claude Opus 4.6」を発表

 米Anthropicは2月5日(日本時間)、「Claude Opus 4.6」を発表した。同社のモデルのなかで、もっとも賢いモデルがアップグレードされた。

 「Opus 4.6」は前作の「Opus 4.5」に引き続き、コーディング能力を改善。「Opus」クラスのモデルとしては初めて100万トークンものコンテキストウィンドウを搭載しており(ベータ版)、大規模なコードベースの理解・デバッグ・レビューがより正確になった。エージェントに任せる長期的なタスクの遂行も安定し、計画性が向上しているとのこと。「Claude Code」ではエージェントチームを編成して、共同でタスクに当たらせることもできる。

 また、「Opus 4.6」は実務タスクにも向いている。財務分析やリサーチから、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションの生成まで、日常的な知的労働を高精度で実行できる能力を備えており、各種ベンチマークの結果でもその能力の高さがうかがえる

 同社は「Claude」を「Excel」と連携させるアドイン「Claude in Excel」を提供中だが、今回の「Opus 4.6」リリースに合わせ、「PowerPoint」と連動させるための「Claude in PowerPoint」もリサーチプレビューとして提供される。

「Opus 4.6」は実務タスクにも向いている

 そのほかにも安全面での改善も引き続き行われており、ウソやおべっか、ユーザーの妄想を助長する行為といった好ましくない挙動が抑えられているとのこと。必要に応じて推論の深さを使い分ける「Adaptive Thinking」、4段階で推論量を調整できる「Effort」コントロール、長時間の会話やタスクで古い文脈を自動要約し、コンテキスト制限を回避する「コンテキスト圧縮」(Context compaction)、128kまでの大規模出力トークンなどにも対応する。

過去モデルとの比較

 「Opus 4.6」は現在、「claude.ai」、APIおよび主要なクラウドプラットフォームすべてで利用可能。価格は100万トークンあたり入力が5米ドル、出力が25米ドル。「Opus 4.5」から据え置きだ。