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Futuremark、Windows 8に対応した「PCMark 7」v1.4.0「PCMark Vantage」v1.2.0
「PCMark Vantage」は“Basic Edition”がフリー化
(2013/3/5 17:57)
フィンランドのFuturemark Corporationは4日(現地時間)、総合ベンチマークソフト「PCMark 7」の最新版v1.4.0を公開した。最新版の主な変更点は、Windows 8に完全対応したこと。
また、最新版では動画再生時のフレーム描画を計測する機能の正確性が向上したほか、ストレージテストに新たな計測方法が追加されるなどの機能強化が施された。なお、今回のアップデートに伴う変更はベンチマークの値に影響するため、本バージョンでのベンチマーク結果は旧バージョンのベンチマーク結果と比較できなくなっているので注意。
「PCMark 7」は、64bit版を含むWindows 7/8に対応しており、基本的なテストのみが行える“Basic Edition”は無償で利用可能。詳細なテストが行える“Advanced Edition”は39.95米ドル、商用利用も可能な“Professional Edition”は995.00米ドルのライセンスを購入する必要がある。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
さらに、同社製の総合ベンチマークソフトの旧バージョン「PCMark Vantage」の最新版v1.2.0も公開された。「PCMark Vantage」では試用版の提供が終了し、“Basic Edition”を無償で回数制限なく利用できるようになった。
また、Windows 8に対応しているが、DVD再生に関するテストは、Windows 8がコーデックを搭載していないためスキップされる。「Windows 8 Media Center Pack」を導入することでWindows 8でもDVD再生に関するテストを行えるようになるとのこと。なお、バージョンアップに伴うベンチマークスコアの変動はなく、旧バージョンで行ったベンチマーク結果と本バージョンで行ったベンチマーク結果は単純比較可能とのこと。
「PCMark Vantage」は、Windows Vista/7/8に対応しており、基本的なテストのみが行える“Basic Edition”は非商用に限り無償で利用可能。詳細なテストが行える“Advanced Edition”は19.95米ドル、商用利用も可能な“Professional Edition”は995.00米ドルのライセンスを購入する必要がある。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「PCMark 7」
- 【著作権者】
- Futuremark Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/8(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(“Basic Edition”のみ、“Advanced Edition”は39.95米ドル、“Professional Edition”は995.00米ドル)
- 【バージョン】
- 1.4.0(13/03/04)
- 「PCMark Vantage」
- 【著作権者】
- Futuremark Corporation
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(“Basic Edition”のみ、“Advanced Edition”は19.95米ドル、“Professional Edition”は995.00米ドル)
- 【バージョン】
- 1.2.0(13/03/04)