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「MetroTwit for Desktop」が約1年ぶりにアップデート

Twitter API 1.1/Display Requirements準拠、インラインプレビュー対応などの機能改善

「MetroTwit for Desktop」v1.1.0.3075

 豪Pixel Tucker Pty Ltd.は4日(現地時間)、Windowsデスクトップ向けのTwitterクライアントソフト「MetroTwit for Desktop」v1.1.0.3075を公開した。本ソフトの更新は昨年4月以来で、約1年ぶりのアップデートとなる。

 「MetroTwit」は、Windows 8/Windows Phone 7で採用されている新しいユーザーインターフェイスデザイン(旧称“Metro”)にインスパイアされて生まれたスタイリッシュなTwitterクライアント。マルチカラムになっており、タイムラインを複数並べて同時に閲覧できるほか、更新情報をポップアップで通知することも可能。

 デスクトップ向け“for Desktop”のほか、Windows ストアアプリ版の“for Windows 8”がラインアップされており、どちらも広告付きで無償提供されている。この広告を除去するには、有償ライセンス「MetroTwit Plus」(価格14.95豪ドル)の購入が必要。ライセンスは“for Desktop”“for Windows 8”の双方で利用可能。広告除去のほか、マルチアカウント機能が提供される。

 今回のアップデートでは“Twitter API 1.1”へ対応したほか、ユーザーインターフェイスガイドライン“Display Requirements”へ準拠するためのデザイン変更が施されている。サイドバーやポップアップのデザインにも手が加えられており、旧バージョンよりも垢抜けた印象を受ける。

アカウント情報画面
デスクトップ通知

 機能面では、メディアのインラインプレビューをサポートした点が目を引く。Twitterが公式にサポートする画像・動画共有サービスだけでなく、“Instagram”といったサービスにも対応。ツイートの下に画像や動画のサムネイルが挿入され、その場で内容が確認できる。また、Twitter公式の画像アップロードサービスも新たにサポートされた。設定画面でメディアのアップロード先として“Twitter Image”が選択できるようになっている。

メディアのインラインプレビューをサポート
設定画面でメディアのアップロード先として“Twitter Image”が選択可能

 そのほかにも、一部のUnicode文字が含まれたツイートを表示しようとするとクラッシュする不具合の修正や、APIエンドポイントのSSL化なども施された。

 なお、本バージョンから動作に.NET Framework 4.5が必要となるので注意。Windows XPでは動作しない。

ソフトウェア情報

「MetroTwit for Desktop」
【著作権者】
Pixel Tucker Pty Ltd.
【対応OS】
Windows Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト(一部機能は有償)
【バージョン】
1.1.0.3075(13/03/04)

(柳 英俊)