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「MetroTwit for Desktop」「MetroTwit for Windows 8」の開発が終了
Twitterが課したアクセストークンの発行上限に達したため
(2014/3/6 09:39)
豪Pixel Tucker Pty Ltd.は5日(現地時間)、同社が開発するTwitterクライアントソフト「MetroTwit for Desktop」「MetroTwit for Windows 8」の開発を終了することを明らかにした。
「MetroTwit」は、マルチカラム型のTwitterクライアント。Windows Phone/Windows 8で採用された新しいユーザーインターフェイス(旧称“Metro”)に着想を得たシンプルでフラットなデザインが特長。Windows デスクトップ版とWindows ストアアプリ版がラインナップされており、有償ライセンスを購入すればマルチユーザーで利用することもできた。
同社によると、今回の措置はTwitterが2012年8月から課している“アクセストークン制限”のためであるとのこと。アクセストークンはTwitterのAPIを利用するために必要で、クライアントごとに発行される。この発行数には制限が設けられており、上限を超えると有償ライセンスを購入した既存ユーザーがAPIにアクセスできなくなる恐れがあるという。
なお、開発終了後もすでに利用中の「MetroTwit」は動作するとのこと。ただし、サポートや新機能の追加などは今後行われない。また、既存ユーザーを保護するため、デスクトップ版の配布はすでに停止されており、Windows ストアアプリ版も“Windows ストア”から削除されている。