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迷惑メールフィルターを改良した「秀丸メール」v6.10が公開

フォーラムへの入会などを行うことなく“迷惑ワード”のアップデートが可能に

「秀丸メール」v6.11

 (有)サイトー企画は4月29日、定番メールソフト「秀丸メール」v6.10を公開した。本バージョンでの主な変更点は、迷惑メールフィルターを改良したこと。

 具体的には、メールに記載されたURLからそのメールが迷惑メールかどうかを判別する“URLチェッカー”機能において、日本語のメールについては、GoogleやYahoo!といった検索サイトを利用してURLをチェックするようになった。

 これによって結果が得られない場合は、Whoisサーバーを利用してURLをチェックし、ドメインの登録日が30日以内の場合は迷惑メールとして判別される仕組み。なお外国語のメールについては、URLに直接アクセスし、Webサイトの内容によって迷惑メールかどうかを判別する仕組みとなっている。

 また、あらかじめ登録したキーワードを用いて迷惑メールを判別する“迷惑ワード”機能のアップデート方式が変更された。同社のWebサーバーから最新のキーワードを取得する仕組みとなり、これまで必要だったフォーラムへの入会などを行うことなく、手軽に本機能を利用できるようになった。

 なお、現在の最新版は5日に公開されたv6.11となっており、このバージョンでは不具合修正や仕様変更が施されている。

 本ソフトは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のXP/Server 2003/Vista/7/8に対応する2,100円(税込み)のシェアウェアで、「秀丸エディタ」ユーザーは無料で全機能を利用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「秀丸メール」
【著作権者】
(有)サイトー企画
【対応OS】
Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のXP/Server 2003/Vista/7/8
【ソフト種別】
シェアウェア 2,100円(税込み、「秀丸エディタ」ユーザーは無料)
【バージョン】
6.11(13/05/05)

(加藤 達也)