Windows Insider Preview
最近になって導入された「Windows Share」の新しい方法「ドラッグトレイ」が改善へ
複数ファイル対応、[フォルダーへ移動]アイコン、無効化オプション
2025年11月21日 15:19
このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。
最近のWindows 11には 「ドラッグトレイ」(drag tray) と呼ばれる機能が備わっており、ファイルをデスクトップ上部へドラッグしてファイル共有(Windows Share)を行うことができる。共有先のモバイルデバイスやアプリのアイコンが並んだパネルが現れるので、そのパネルのアイコンにファイルをドロップすると、当該ファイルが共有先に送られる仕組みだ。ファイルの右クリックメニューが使いづらい環境、たとえばタッチパネル入力しか使えないタブレットデバイスなどで役に立つ。
この機能は2025年5月非セキュリティプレビュー更新プログラムから順次展開されているが、初期実装では機能がいくつか欠けており、不満の声もあったようだ。最近のプレビュービルドでは、以下の改善が導入されている。
- 複数ファイルの共有に対応
- 関連性が高いアプリのアイコンをドラッグトレイにより多く表示するように
- [フォルダーへ移動]アイコンを追加。指定したフォルダーへの移動が簡単に
また、ドラッグトレイそのものを無効化するオプションも追加された。この機能を好まない場合は、[システム]-[近距離共有]設定ページに新設されたオプションをOFFにして、表示されないようにすることができる。
これらの改善は、米国時間11月17日にRelease PreviewチャネルでリリースされたWindows 11 Builds 26100.7296/26200.7296(KB5070311)に含まれている。大きな問題がなければ、そのうち製品ビルドにも投入されるだろう。
















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