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「Tera Term 5.6.0」が公開、Unicodeのコードポイント単位で描画幅の調整が可能に

定番のターミナルエミュレーター

「Tera Term 5.6.0」がリリース

 定番のターミナルエミュレーター「Tera Term」が2月28日、v5.6.0へとアップデートされた。本バージョンでは、Unicodeのコードポイントごとに描画する文字幅をユーザー側で指定できるようになった。「Tera Term」では絵文字として扱われない記号の一部が異なる幅で描画されることがあったが、設定ファイルで文字ごとに描画幅を指定すれば、これを微調整できる。

文字ごとに描画幅を指定するオプション(UnicodeOverrideCharWidth)が設定ファイル(TERATERM.INI)に記述されていれば、[設定]ダイアログの[エンコーディング]タブでオプションが有効になる

 そのほかの変更は、以下の通り。

  • ダム端末のエミュレーションをサポート
  • [設定]ダイアログの[シリアルポート]タブでRTSとDTRのフロー制御を指定できるように
  • SSH2のPQC(耐量子暗号)を組み合わせたハイブリッド鍵交換方式「mlkem768x25519-sha256」に対応
  • SSH2のPQC(耐量子暗号)を組み合わせたハイブリッド鍵交換方式「sntrup761x25519-sha512」に対応

 「Tera Term」は、寺西高氏によって開発された老舗のリモートログオンクライアント(初版は1994年2月24日)。当初はWindows 3.1で動作する16bitアプリだったが、その後さまざまな開発者による協力を得て、32bit化やSSH対応、UTF-8のサポートなどが行われた。現在ではTeraTerm Projectの下で、オープンソースアプリとしてメンテナンスされている。対応OSはWindows 7以降で、「GitHub」のリリースページから無償でダウンロード可能だ。

ソフトウェア情報

「Tera Term」
【著作権者】
TeraTerm Project
【対応OS】
Windows 7/8/10/11およびWindows Server 2012/2012 R2
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.6.0(26/02/28)