CyberLink、Windows 8タブレット向けフォトレタッチアプリ「PhotoDirector Mobile」

「PhotoDirector Mobile」v1.0.1728.0

　台湾のCyberLink Corp.は5日、タッチ操作で写真を加工できるWindows ストアアプリ「CyberLink PhotoDirector Mobile」の販売を開始した。価格は750円（税込み）で、15日間無償ですべての機能を試用可能。対応OSはWindows 8となっており、現在“Windows ストア”からダウンロードできる。

　「PhotoDirector Mobile」は、タッチによる直感的な操作感を重視したフォトレタッチアプリ。画像の切り抜きや傾き補正、色の調整といった基本的な画像編集機能に加え、さまざまなエフェクトがプリセットされており、タップで好みのエフェクトを選択するだけで、何の変哲もない写真がおしゃれな写真へ変貌する。

　また、“除去”機能と“スキン”機能を搭載するのも本アプリの大きな特長のひとつ。

　“除去”機能は、選択したオブジェクトを写真から削除してしまう機能。たとえば、写真に写り込んでしまった通行人やゴミなどを消して、初めから存在しなかったかのように編集できる。“スキン”機能（スキンスムーザー）は、肌のシミやソバカスを簡単に取り除く機能。指でなぞるだけで、肌が明るくツルツルにレタッチされる。

　そのほかにも、特定の色だけを目立たせた印象深い写真を作成したり、HDRエフェクトで写真に奥行き感をもたせることも可能。加工後の写真は、“Facebook”および“Flickr”で簡単に共有できる（［共有］チャームには非対応）。

プリセットされたエフェクトでおしゃれな写真へと簡単に加工

選択したオブジェクトを写真から削除してしまう“除去”機能（電車に貼ってあるステッカーを除去した例）

　また、RAWファイルのサポートやバッチ処理への対応も、写真好きのユーザーにとっては見逃せないポイントと言えるだろう。

　なお、Windows RTには対応していないので注意。