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Adobe、アプリギャラリーサイト“AIR Gallery”を“Adobe AppBox”へリニューアル
コンテスト“Adobe AIR Contest”も“Adobe AppBox Awards”へリニューアル
(2013/6/12 17:30)
アドビ システムズ(株)は12日、「Adobe AIR」製アプリのギャラリーサイト“AIR Gallery”をリニューアルし、名称を“Adobe AppBox”へ変更したことを発表した。“Adobe AppBox”では「Adobe AIR」製アプリだけでなく、Web標準技術をベースとしたスマートフォン向けのフレームワーク「PhoneGap」製のアプリも登録されている。
“Adobe AppBox”では、ページの閲覧数や評価によるアプリのランキングを閲覧できるほか、OS別やカテゴリー別のリストでアプリを探せる。また、自分が作成したアプリを登録可能で、登録したアプリは“Adobe AppBox”の事務局で審査を行った後、公開される仕組み。
さらに、“AIR Gallery”へアプリを登録することで参加できたコンテスト“Adobe AIR Contest”もリニューアルし、“Adobe AppBox Awards”へと名称が変更された。“Adobe AppBox Awards”では、“Adobe AppBox”へ登録されたアプリが自動的に応募作品となる仕組み。審査対象期間は2012年9月1日から2013年9月30日までで、期間内に“AIR Gallery”へ登録されたアプリも対象となる。
優秀作品は、アドビのサイト内で2013年10月下旬に発表される予定。最優秀作品には「Adobe Creative Cloud」の個人版12カ月分のメンバーシップのほか、バカラのAdobeロゴ入りグラスや“Adobe MAX 2014”のチケットなどが贈られる。また、4作品選出される“優秀賞”に輝いた作品は「Adobe Creative Cloud」の個人版12カ月分のメンバーシップが贈られる。そのほか、“Windows 8賞”や“審査員特別賞”なども用意されている。
審査は、“Adobe AppBox”のユーザー評価を加味した上で審査員による厳正な審査によって行われ、審査員には日本マイクロソフト(株)でUX エバンジェリストを務める春日井良隆氏や、ITジャーナリストの林信行氏などが決定している。