「Windows Media Player」に各種レベルメーターを表示できる「FRUITY」がv3に更新

「FRUITY」v3.0.0

　「Windows Media Player（以下、WMP）」にレベルメーターを表示できるプラグイン「FRUITY」の最新版v3.0.0が公開された。「WMP」v9以降に対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版Windows 7上の「WMP」v12.0.7601.17514で動作確認した。現在ベクターのライブラリページや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

　「FRUITY」は、「WMP」の視覚エフェクトプラグイン。アナログ・デジタルのレベルメーターやピークメーターのほか、波形やスペクトラムグラフ、X-Yモードのオシロスコープ、ピアノロールに鳴っている音を配置したグラフなどを表示可能。また、指定した複数のメーターやグラフを表示する“ユーザープリセット”機能も備える。

　最新版では、複数のメーターやグラフを表示した際に、レイアウトをドラッグで変更できるようになった。レイアウトを変更するには、まず「WMP」にユーザープリセットを表示した状態で、［Ctrl］キーを押しながら右クリックして“プリセットメニュー”を表示する。次に、プリセットメニューの［デザインモード］項目を選択すると、画面上にグリッドが表示されてドラッグでレイアウトを変更可能になる。

プリセットメニュー

デザインモード

　また、各メーターやグラフを半透明表示する機能も追加された。半透明表示機能を利用するには、あらかじめプリセットメニューの［描画処理モード］サブメニューで［高機能］項目を選択しておき、各メーターなどの右クリックメニューの［透明／半透明］サブメニューから［半透明］項目を選択すればよい。透明化機能では、このほか透明度を選択するほか、指定色のみを透明化するといったことも可能。

［描画処理モード］サブメニューで［高機能］項目を選択

右クリックメニューの［透明／半透明］サブメニュー

　さらに、これまで1つしか作成できなかったユーザープリセットが9つまで作成できるように拡張されたほか、ユーザープリセットの背景に任意の画像を表示することも可能になった。さらに、デジタルのピークメーターを縦型で表示することが可能になるなど多くの機能追加・仕様変更などが施されている。

ユーザープリセットを9つまで作成できるように

デジタルのピークメーターを縦型で表示