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マグノリア、Windows 8/8.1を極限までXPに似せる「Back to XP for 8」の体験版
XP標準にそっくりな高精細の壁紙付き、「MS Office」にメニューを追加する機能も
(2013/10/24 14:43)
(株)マグノリアは、Windows 8/8.1にWindows XPにそっくりなスタートメニューなどを追加し、XP風の使い勝手を実現できるソフト「Back to XP for 8」の体験版を公開した。Windows 8/8.1に対応しており、30日間無償で全機能を試用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。製品版は11月15日から販売が開始される予定で、ダウンロード販売での価格は2,980円(税込み)。
「Back to XP for 8」は、Windows 8/8.1の使い勝手をWindows XP風に変更できるソフト。Windows XPそっくりなスタートボタン・スタートメニューをを追加できるほか、「Microsoft Office(以下、Office)」2010以降にメニューとツールバーを追加する機能も備える。また、壁紙を画像サイズが3,840×2,160ピクセル(4K解像度)でWindows XP標準の壁紙にそっくりなものに変更することも可能。
なお、壁紙は体験版をアンインストールすると一緒に削除されてしまう。ただし、同社によると、“C\:Windows\Web\Wallpaper”にある“XP風壁紙.jpg”を任意のフォルダへコピーしておけば、アンインストール後も利用し続けられるとのこと。
追加されるスタートメニューは、[すべてのプログラム]項目を選択することで登録されているすべてのプログラムを表示可能。右クリックメニューから新規フォルダを作成し、メニュー上の項目をドラッグして移動することで独自のフォルダ分けを行うこともできる。また、最近使ったプログラムはスタートメニュー左側に表示される。
さらに、メニューの右側からは“マイ コンピュータ”“マイ ピクチャ”“マイ ミュージック”といったフォルダへアクセス可能。また、[アプリ]項目からはインストールされているWindows ストアアプリの一覧メニューを展開して起動できるほか、本ソフトの設定ダイアログを開ける。
「Office」にメニューを追加する機能では、「Office」に[Back to XP]リボンが追加され、このリボン上に「Office」2003以前のようなメニューバーとツールバーが表示される。リボンを切り替えれば従来のリボンインターフェイスも使えるため、状況によってメニュー・ツールバーとリボンを使い分けられて便利。
設定ダイアログからは、スタートメニューのデザインや機能に関する設定のほか、Windowsの設定を変更して動作をXP風にするためのカスタマイズが可能。デフォルトでは、コントロールパネルの表示が“カテゴリ表示”になるほか、デスクトップ左下からスタート画面を表示する“アクティブコーナー(左端)”が無効、IEのメニューバー表示が有効になっている。
加えて、Windows 8ではデフォルトで起動時のスタート画面表示もスキップするように設定する機能も備える。さらに、“コンピューター”やIE、ユーザーフォルダへのショートカットをデスクトップ上に表示できるほか、デスクトップ右上・下にマウスカーソルを移動した際にチャームを表示する機能を無効化することも可能。
そのほか、設定ダイアログの[ツールおよび各種設定]タブからは“デフラグ”“Windows Update”といったツールや、“ユーザーアカウント制御(UAC)”などの設定画面を呼び出すこともできる。
ソフトウェア情報
- 「Back to XP for 8」体験版
- 【著作権者】
- (株)マグノリア
- 【対応OS】
- Windows 8/8.1
- 【ソフト種別】
- 体験版(製品版はダウンロード販売 2,980円(税込み)など、11月15日発売予定)
- 【バージョン】
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