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Microsoft、オープンソースプラグイン「Node.js Tools for Visual Studio」をリリース
「Visual Studio」を“Node.js”の開発環境に
(2013/11/22 14:05)
米Microsoft Corporationは21日(現地時間)、「Visual Studio」で“Node.js”を利用した開発を実現するオープンソースのプラグイン「Node.js Tools for Visual Studio」を公開した(ライセンスは“Apache License 2.0”)。現在、“CodePlex”のプロジェクトサイトから無償でダウンロードできる。
「Node.js Tools for Visual Studio(NTVS)」を利用すると、「Visual Studio」を“Node.js”の開発環境にすることが可能。シンタックスハイライト、入力補完機能“IntelliSense”、「npm」によるパッケージ管理、ローカルおよびリモートでのデバッグ、“Windows Azure Web サイト”をはじめとするクラウドサービスへの公開などが行える。利用の際は別途“Node.js”のインストールが必要。
同社は「NTVS」のほかにも、「Visual Studio」で“Python”を扱うためのプラグイン「Python Tools for Visual Studio(PTVS)」をオープンソースとして公開している。
なお、本プラグインは「Visual Studio 2012」と「Visual Studio 2013」向けがラインナップされているが、無償の“Express”エディションはサポートされていないので注意。
現時点での「NTVS」の開発ステータスはアルファ版となっており、実務環境で使える品質にはまだ達していないが、興味のある開発者はぜひ試してフィードバックを送ってほしい。
ソフトウェア情報
- 「Node.js Tools for Visual Studio」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0 Alpha(13/11/20)