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「Google Chrome 34」ベータ版が公開、レスポンシブイメージに対応

監視対象ユーザーのインポートやハンズフリーのGoogle音声検索も可能に

「Google Chrome」v34.0.1847.11

 米Google Inc.は27日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版v34.0.1847.11を公開した。Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X版(v34.0.1847.11)とLinux版(v34.0.1847.14)も用意されている。

 「Google Chrome 34」ではレスポンシブイメージに対応したほか、“Web Audio API”がベンダープレフィックス(“webkit”接頭辞)なしで利用できるようになる。レスポンシブイメージとは、画面サイズやモニターのDPI値に応じた適切なサイズの画像を表示させる技術。“img”タグの“srcset”属性にさまざまな解像度の画像ファイルを登録することで、スマートフォンではデータサイズの小さな低解像度の画像を、4Kモニターでは美しい高解像度の画像を表示させるといったことができるようになる。

ブラウザーの画面サイズによって、異なる解像度の画像が表示される(画像データの閲覧には「Image Properties Context Menu」拡張機能を利用)

 そのほかにも、監視対象ユーザー(「Google Chrome 32」の記事を参照)のインポートやハンズフリーのGoogle音声検索(米国より順次開始)に対応している。

ソフトウェア情報

「Google Chrome」Windows向けベータ版
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
34.0.1847.11 beta-m(14/02/27)

(柳 英俊)