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あらかじめ指定したメロディーへ歌声を修正可能になった「VocalShifter LE」v2.3

スペクトラム解析を行って“*PIT”モードの背景に結果を表示する機能も追加

「VocalShifter LE」v2.3

 ピッチ編集機能などボーカル向けの補正機能を多数備えたWAVE波形編集ソフト「VocalShifter LE」の最新版v2.3が、16日に公開された。最新版の主な変更点は、あらかじめ指定したメロディーに合わせて歌声を修正する“ピッチ再解析”機能が追加されたこと。

 ピッチ再解析機能を利用するには、まずトラック編集ウィンドウの“*PIT”モードで折れ線グラフ上に鉛筆ツールを使ってメロディーを描く。あとは、トラック画面でトラックを選択し、右クリックメニューから[ピッチ再解析]項目を選択すればよい。なお、“*PIT”モードで指定したメロディーの±2半音の範囲からピッチを検出する仕様とのこと。

 また、スペクトラム解析を行って“*PIT”モードの背景に結果を表示する機能も追加された。スペクトラム解析はトラック編集ウィンドウの[アイテム]メニューから利用可能。さらに、設定ダイアログに“PIT”モードの背景で白鍵・黒鍵の違いを表すオプションも追加された。

スペクトラム解析の結果を“*PIT”モードの背景に表示
“PIT”モードの背景で白鍵・黒鍵の違いを表すオプション

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「VocalShifter LE」
【著作権者】
あっきー 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.3(14/03/16)

(長谷川 正太郎)