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バックトラックを再生しながらの録音が可能になった「SoundEngine Free」v5.20
量子化ビット数が32bit浮動小数点(32bit-float)のWAVEファイルを録音・再生可能に
(2014/5/30 17:11)
(株)コードリウムは27日、定番の音声ファイル編集ソフト「SoundEngine Free」の最新版v5.20を公開した。最新版の主な変更点は、音声の再生と録音を同時に行えるようになったこと。
これにより、たとえばバックトラックを再生しながらボーカルを録音するといった用途に利用できるようになった。音声を再生しながら録音を行うには、まず画面下の“サブ波形”領域へ再生したい音声ファイルをドラッグ&ドロップする。あとは、画面中央にあるメインの波形編集領域を[録音]タブに切り替え、通常通り録音を開始すれば、“サブ波形”領域の音声ファイルが再生されつつ、録音を行える。
さらに、昨今統合型音楽制作ソフト(DAW)などで使われるようになった量子化ビット数が32bit浮動小数点(32bit-float)のWAVEファイルを、録音・再生できるようになった。また、フォーマット変換機能で、音声を32bit-floatのWAVEファイルへ変換することも可能になっている。
加えてスペクトラムアナライザーで、マウスオーバーした位置の周波数や音量レベルをツールチップに表示する機能も追加された。そのほか、Mac上でWindows用アプリケーションを動作させるソフト「NXWine」上で、本ソフトが正常動作するように調整が行われている。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7/8に対応しており、個人利用や教育目的、および本ソフトの転載目的に限り無料で利用できる。それ以外の目的で利用する場合は寄付が必要。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「SoundEngine Free」
- 【著作権者】
- (株)コードリウム
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用または教育目的、転載目的以外の場合は寄付必須)
- 【バージョン】
- 5.20(14/05/27)