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「Acrobat Reader」に追加の脆弱性修正 ~2026年4月のAdobeセキュリティ情報

「Photoshop」「Illustrator」などにも致命的な問題

同社が公開したセキュリティ情報

 米Adobeは4月14日(現地時間)、月例のセキュリティ情報を発表した。今回は11製品が対象となっている。

 なお、今月はすでに、「Adobe Acrobat Reader」の緊急アップデートが実施されている(APSB26-43)。

 このレポートでアナウンスされている「CVE-2026-34621」は、ファイルを開くだけで任意のコードが当該ユーザーの権限で実行されてしまう可能性があるというもので、実際に悪用されていることも確認済み。深刻度の評価は、4段階中最高の「Critical」だ。

 同社はパッチの適用優先度を「1」(72時間以内の迅速なアップデートが必要)とし、アップデートを呼び掛けている。

 そのほかのセキュリティ情報は、以下の通り(括弧内はCVEベースでの脆弱性の件数と最大深刻度)。「Adobe Acrobat Reader」には今回、追加のセキュリティ情報が出ている点には注意。

  • APSB26-44:Adobe Acrobat Reader(2件、Critical)
  • APSB26-32:Adobe InDesign(9件、Critical)
  • APSB26-33:Adobe InCopy(2件、Critical)
  • APSB26-36:Adobe FrameMaker(11件、Critical)
  • APSB26-37:Adobe  Connect(9件、Critical)
  • APSB26-38:Adobe ColdFusion(7件、Critical)
  • APSB26-39:Adobe Bridge(6件、Critical)
  • APSB26-40:Adobe Photoshop(1件、Critical)
  • APSB26-42:Adobe Illustrator(1件、Critical)
  • APSB26-34:Adobe Experience Manager (AEM) Screens(4件、Important)
  • APSB26-41:Adobe  DNG Software Development Kit (SDK)(3件、Important)

 パッチの適用優先度は「Adobe ColdFusion」が「1」で、直ちにアップデートが必要。「Adobe Acrobat Reader」(APSB26-44)が「2」で、悪用の可能性は低いものの、早めの更新が推奨されている。

 そのほかはすべて「3」で、アップデートの実施が勧められているが、いつ行うかは各自の判断に委ねられている。