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フリーのPDF閲覧・編集ソフト「Foxit Reader」が1年半ぶりのメジャーバージョンアップ
2次元バーコードの表示やモバイル対応の共有レビュー機能などに対応
(2014/9/25 15:16)
米Foxit Softwareは24日(現地時間)、無償で利用できるPDFドキュメントの閲覧・編集ソフト「Foxit Reader」の最新版v7.0.3.916を公開した。1年5カ月ぶりのメジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、自由形式の注釈機能が感圧式デジタルインク(タッチパネル)に対応するなど、多くの機能追加や改善が盛り込まれている。
なかでも目玉となるのが共有レビュー機能だろう。これは特定のドキュメントに対するディスカッションに他のユーザーを招待できる機能で、デスクトップ端末の「Foxit Reader」からだけでなく、「Foxit MobilePDF」をインストールしたモバイル端末からも参加できるのが特長。ただし、共有レビューのセッションを開始するには有償ソフト「Foxit PhantomPDF」が必要となる。無償の「Foxit Reader」は招待されたセッションへ参加することのみが可能。
さらに、リボンのカスタマイズ機能が強化されるなど、ユーザーインターフェイス周りも改善。タッチパネルで利用した際の不具合が修正され安定性が向上したほか、PCL印刷への最適化なども施されている。
「Foxit Reader」は64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、同社のWebサイトから英語版をはじめとする8カ国語版がダウンロードできる。なお、本ソフトの日本語版に相当する「Foxit J-Reader」は、昨年9月に公開されたv6.0.4.0719を最後に更新が滞っているので注意。
ソフトウェア情報
- 「Foxit Reader」英語版
- 【著作権者】
- Foxit Software Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 7.0.3.916(14/09/24)