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複数のサービスに対応するIMソフト「Pidgin」、多数の脆弱性に対処したv2.10.10

CVE番号ベースで5件の脆弱性を修正

「Pidgin」v2.10.10

 複数のインスタントメッセージサービスへ同時に接続できるメッセンジャーソフト「Pidgin」の最新版v2.10.10が現地時間22日に公開された。最新版の主な変更点は、CVE(共通脆弱性識別子)番号ベースで5件の脆弱性が修正されたこと。

 悪意あるユーザーがリモートで任意のメッセージを送ったり、メモリを破壊できてしまう可能性がある脆弱性のほか、Windows版固有の問題として悪意あるテーマを導入すると任意のファイルをコンピュータ内へ保存されてしまう脆弱性などが修正された。公式サイトでは最新版へのアップデートを呼びかけている。

 本ソフトは、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 8.1で動作を確認した。現在、公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Pidgin」
【著作権者】
Pidgin Contributors
【対応OS】
Windowsなど(編集部にて64bit版のWindows8.1で動作を確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.10.10(14/10/22)

(市川 祐吉)