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Webブラウザー「Vivaldi」に64bit版Windows向けのビルドが追加

対応言語の拡充やブックマークバーの実装も進められる

「Vivaldi」v1.0.111.2

 ノルウェーのVivaldi Technologies ASは23日(現地時間)、Webブラウザー「Vivaldi」の最新スナップショット版となるv1.0.111.2を公開した。Windows/Mac/Linuxに対応しており、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、公式ブログから無償でダウンロードできる。

 「Vivaldi」は、Opera Softwareの元CEOであるJon S. von Tetzchner氏らによって開発されている「Chromium」ベースのWebブラウザー。現在はまだ“Technical Preview”版の段階で、週に一度のペースで開発ビルドが“スナップショット”として提供されている。

 今回のアップデートの目玉は、64bit版Windows向けのビルドが提供されたこと。まだ“実験段階”という位置付けで扱いに注意は要するが、64bit環境でのパフォーマンス向上などが期待できる。ただし、64bit版「Vivaldi」ではプラグインも64bit版であることが必要となる。

 そのほかにも対応言語が拡充されたほか(日本語はすでに対応済み)、前バージョンに引き続きブックマークバーの実装が進められているという。

ソフトウェア情報

「Vivaldi」
【著作権者】
Vivaldi Technologies AS
【対応OS】
Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.111.2(15/02/23)

(樽井 秀人)