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Microsoft、「Windows 10 Technical Preview tools」プレビュー版を公開
スマートフォンやゲーム機でも動作するユニバーサルアプリを単一プロジェクトで
(2015/3/24 16:16)
米Microsoft Corporationは23日(現地時間)、開発ツール「Windows 10 Technical Preview tools」のプレビュー版を初めて公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。
「Windows 10 Technical Preview tools」を利用すると、Windows 10環境向けのユニバーサルアプリ(Windows universal apps)を開発できる。デスクトップ、タブレット、スマートフォン、ゲーム機(Xbox)で動作するアプリケーションを、単一のプロジェクトで開発可能だ。
ユニバーサルアプリの開発には、プログラミング言語としてC#/VB/C++/JavaScriptを使用する。また、コンパイルには“.NET Native”が利用される。実行時にコンパイルして実行する中間コードではなく、そのまま実行可能なネイティブコードへコンパイルされるので、アプリの起動時間の短縮とメモリ消費量の削減が期待できる。
さらに、「Windows 10 Technical Preview tools」を利用すると、Win32アプリケーションで「Windows 10」の新しいAPIを利用可能。また「Windows 10」には「.NET Framework 4.6」が含まれており、多くの新しい機能が利用できる。
なお、「Windows 10 Technical Preview tools」を利用するには、「Windows 10 Technical Preview」と「Visual Studio 2015 CTP 6」が必要。