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Adobe製の無償コードエディター「Brackets」v1.3、コードの折り畳みに対応

コマンドラインインターフェイスの統合や性能改善のためのレポート機能なども

「Brackets」v1.3
コマンドラインインターフェイスが統合。インストール時にオプションを選択できる

 米Adobe Systems Incorporatedは27日(現地時間)、オープンソースのコードエディター「Brackets」の最新版v1.3を公開した。Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 本バージョンではコマンドラインインターフェイスが統合され、コマンドラインからファイルやフォルダーを「Brackets」で開けるようになった。Windows版「Brackets」では、インストール時に「Brackets」のパスを通したり、ファイルやフォルダーの右クリックメニューに「Brackets」で開くためのメニューを追加することもできる。

 さらに、機能面ではコードの折りたたみ機能が追加された。行番号の横に追加されるボタンやキーボードショートカット([Ctrl]+[Alt]+[[]または[]]キー)を使って括弧で囲まれたコードブロックをすばやく縮小・展開することができる。

 そのほかにも、Windows版「Brackets」でマウスホイール関連の処理がv1.0へと戻され、スクロール速度が改善された。また、「Brackets」の品質向上のために匿名の統計データを送信する“正常性レポート”機能が追加されている。なお、この機能はユーザー側で無効化することも可能。

コードの折りたたみ機能が追加
“正常性レポート”機能

ソフトウェア情報

「Brackets」Windows版
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated and its licensors
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.3.0-16022(15/04/27)

(樽井 秀人)