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リモートデスクトップ操作ソフト「AnyDesk」v2.0が公開、ベータ版から正式版に
Windows 10にも対応
(2015/7/2 17:05)
リモートデスクトップ操作ソフト「AnyDesk」の最新版となるv2.0が、1日に公開された。「AnyDesk」はこれまでベータ版として公開されてきたが、本バージョンより正式版となっている。
「AnyDesk」は、「Google Chrome」風のタブインターフェイスをもつリモートデスクトップ操作ソフト。7桁の数字からなる“AnyDesk アドレス”をやり取りするだけで接続を確立できる簡便さが最大の特長。実行ファイル単体で機能するポータブルアプリケーションとしても提供されており、セットアップが不要なのも気軽に使えてよい。
また、“DeskRT”と呼ばれるGUIに特化した専用のビデオコーデックを搭載するのも特長。同じ色の連続が多い、コントラストが高い、エッジがシャープであるといったGUIイメージの特質をうまく利用して、品質を損なうことなく圧縮率を高めている。
これまでの約1年間のベータテストでは、さまざまな不具合の修正に加え、操作する側と操作される側をスイッチする機能や、グラフィックス描画に“Direct3D”の代わりに“OpenGL”を利用する機能といった新機能が数多く追加された。高DPI環境への対応も行われており、高解像度モニターを利用している環境での使い勝手も向上している。また、本バージョンではWindows 10との互換性も確認された。
なお、「AnyDesk」の無償利用は私的利用に限られているので注意。また、同時接続数は1つに制限されている。これらの制限を解除するには、上位の有償版ライセンスを購入する必要がある。
ソフトウェア情報
- 「AnyDesk」
- 【著作権者】
- AnyDesk Software GmbH
- 【対応OS】
- Windows XP/7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(私的利用のみ)
- 【バージョン】
- 2.0.0(15/07/01)