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Microsoft、「Windows 10 Insider Preview」Build 10166を公開
「Windows 10 SDK」のプレビュー版も本ビルドに合わせて更新
(2015/7/10 14:09)
米Microsoft Corporationは9日(現地時間、以下同)、次期バージョンのWindowsのプレビュー版「Windows 10 Insider Preview」Build 10166を公開した。“Fast”リングに参加しているユーザー向けのアップデートとして提供されており、現在のところ、ISOイメージとしての提供はない。
本ビルドは先週公開された3つのビルドと同様、不具合の修正と細部の調整がメインとなっている。また、米国のシアトル地域では「Microsoft Wi-Fi」アプリから“Windows Store”を介して有料のWi-Fiが購入できるようになるという。
また、本ビルドに対応する「Windows 10 SDK」のプレビュー版も用意されており、同社のWebサイトから最新の「Windows SDK」とモバイルシミュレーターがダウンロード可能。
「Windows 10 SDK」は、ユニバーサル Windows アプリと「Windows 10」用デスクトップ アプリを開発するためのソフトウェア開発キット(SDK)。「Windows 10 Insider Preview」に追加される新しいAPIをいち早く利用できるようにするため、同社では基本的に「Windows 10 Insider Preview」のビルドに合わせて「Windows 10 SDK」を更新する方針をとっている。
本ビルドの「Windows 10 SDK」では、一部のAPIが拡充されたほか、コマンドラインツール「Windows 10 Application Deployment(WinAppDeployCmd.exe)」が新たに追加された。このツールを利用すると、開発したユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)アプリケーションをUSB接続されたモバイル端末へデプロイしてテストすることができる。