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情報漏洩のリスクを実感できるツール「流出するかもしれない情報チェッカー」が公開
ファイル名やリスクの高いアプリのバージョン確認でセキュリティ意識を高められる
(2015/11/20 16:51)
株式会社ディアイティは18日、セキュリティ意識を高めるためのツール「流出するかもしれない情報チェッカー」を公開した。Windows 7/8/8.1/10に対応し、個人での非商用に限り無償で利用可能。
本ツールを使うと、マルウェアなどからPCの内部がどのように見えるかを部分的ながら提示することで、個人情報の流出が生じた際のリスクを擬似的に体験できる。PC名やドメイン名、IPアドレスなどを表示できるほか、任意のドライブで“流出ファイル検索”を行うと、保存されているオフィス文書(DOC/DOCX/XLS/XLSX/PPT/PPTX形式のファイル)やPDF/JTD/CSV/DWF/DWG形式のファイルの一覧が表示される。また、IEのブックマークなどに使われるURL形式のファイルも“IEお気に入り”として一覧を表示可能。
さらに、リストアップされたファイルの中でも重要と思われる単語が名前に含まれるファイルは、別途“注意ファイル”として表示される。なお、外付けドライブやCD/DVD、一部のフォルダー内に保存されているファイルは検索の対象外。
また、攻撃されるリスクの高いソフトウェアである「Internet Explorer」、「Java」、「Adobe Flash Player」「Adobe Acrobat Reader DC」のバージョンを確認することができ、本ソフトの持つ情報よりも古いバージョンが利用されている場合、赤地の警告を表示する機能を備える。ただし、本ソフトの持つ情報が必ずしも各ソフトの最新版とは限らないので注意。
ソフトウェア情報
- 「流出するかもしれない情報チェッカー」
- 【著作権者】
- (株)ディアイティ
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人での非商用目的に限る)
- 【バージョン】
- 1.00(15/11/18)