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Mozilla、脆弱性を修正した「Thunderbird」v38.6.0を公開

深刻度の内訳は“最高”が3件、3番目に高い“中”が1件

「Thunderbird」v38.6.0

 Mozillaは16日、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版となるv38.6.0を公開した。本バージョンでは既知の不具合の修正が行われたほか、いくつかの脆弱性が修正されているという。

 ただし執筆時現在、「Thunderbird」のセキュリティアドバイザリは更新されておらず、修正された脆弱性の件数と内容は不明。セキュリティアドバイザリが更新され次第、本記事のアップデートを行う予定だ。

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでに利用中の場合は、自動アップデート機能を利用して最新版へアップデートすることも可能。

17日追記:更新された「Thunderbird」のセキュリティアドバイザリによると、修正された脆弱性の件数は全4件。深刻度の内訳はMozillaの基準で4段階中最も高い“最高”が3件、3番目に高い“中”が1件となっている。

ソフトウェア情報

「Thunderbird」Windows向け安定版
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/10および64bit版のVista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
38.6.0(16/02/16)

(樽井 秀人)