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“CSV コンバーター”を追加してフォーマット変換が容易になった「EmEditor」v15.9.0
ルーラーや行番号リストの右クリックで列・行の追加・削除などが可能に
(2016/4/21 15:50)
(株)エムソフトは20日、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v15.9.0を公開した。本バージョンでは、CSVのフォーマット変換に関わる機能を集約した“CSV コンバーター”が追加されるなどの改善が盛り込まれている。
“CSV コンバーター”を利用するには、[CSV/並び替え]ツールバーの[CSV コンバーター]ボタンを押す。すると、編集画面右側に[CSV コンバーター]パネルが現れ、固定幅列・カンマ区切り・タブ区切りといったデータフォーマットの変換や、不要な2重引用符の削除をはじめとする最適化コマンドが利用できるようになる。
さらに、ルーラーの右クリックメニューで[列の切り取り][列のコピー][貼り付け][列の削除][左に列挿入][右に列挿入]といったコマンドが利用できるようになったほか、行ナンバーエリアの右クリックメニューでは[上に行挿入][下に行挿入]コマンドが追加されるなど、CSVを編集する際の操作性が大きく改善されている。
そのほかにも、正規表現がマクロで利用できるようになった。また、プラグイン関連の機能強化や、不具合の修正も施されている。
「EmEditor Professional」は、64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。価格は、1年間の無償バージョンアップが可能な通常ライセンスが4,800円(以降のバージョンアップには年額2,400円の“保守プラン”の購入が必要)、アップデートの提供期間に制限のない永久ライセンスが18,000円となっている。30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10
- 【ソフト種別】
- シェアウェア(通常ライセンスは4,800円、永久ライセンスは18,000円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 15.9.0(16/04/20)