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チャットアプリ「WhatsApp」のデスクトップ版が無償公開。Windows/Mac対応
デスクトップ版を利用するには、モバイル版のアプリが必要となるので注意
(2016/5/12 05:05)
チャットサービス“WhatsApp”を運営する米WhatsApp Inc.は10日(現地時間)、デスクトップ向けの「WhatsApp」アプリを無償公開した。Windows 8以降およびMac OS X 10.9以降に対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
「WhatsApp」は、無料でメッセージをやり取りできるスマートフォン向けのクロスプラットフォーム対応チャットアプリ。日本でシェアの高い「LINE」によく似たアプリだが、世界的には「WhatsApp」のほうが普及しているようだ。2014年2月に約160億ドルで買収され、現在は米Facebook傘下となっている。
デスクトップ版「WhatsApp」アプリは、モバイル端末の「WhatsApp」アプリ内のデータを同期可能。Webブラウザーから“WhatsApp”を利用するのとは異なり、単体のアプリケーションとしてネイティブで動作するため、タスクボタンに未読数が表示されるなどOSの通知機能が利用できるほか、ショートカットキーを活用してキーボードで効率よくテキストを入力できるのがうれしいポイントだ。
なお、デスクトップ版「WhatsApp」アプリを利用するには、モバイル版の「WhatsApp」アプリが必要となるので注意。デスクトップ版の初回起動時にQRコードが表示されるので、これをモバイル版から読み取るとデスクトップ版が利用できるようになる。Windows Phone版のモバイルアプリならば、メインメニューの[whatsapp web]コマンドを選択するとQRコードの読み取り画面へアクセス可能だ。
ソフトウェア情報
- 「WhatsApp」
- 【著作権者】
- WhatsApp Inc.
- 【対応OS】
- Windows 8以降およびMac OS X 10.9以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.2.684(16/05/10)