定番FTPクライアントソフト「FFFTP」v1.99aが公開。手動でのアップデートが必要

「FFFTP」v1.99a

　FFFTP Projectは14日、定番FTPクライアントソフト「FFFTP」の最新版v1.99aを公開した。本バージョンには、自動更新用サーバーの仕様変更に対応するための修正が含まれている。そのため、手動で最新版に更新する必要があるので注意。

　さらに、ファイル名の文字コードがUTF-8以外の場合に特定のファイル名が正しく表示されない不具合や、ポータブル版で将来バージョンの設定をレジストリからインポートした際に余分なダイアログが表示される不具合などが修正された。

　そのほかにも、「OpenSSL」のアップデートやSSL/TLSのルート証明書の更新といったセキュリティ問題の修正が盛り込まれているので、更新は怠らないようにしたい。

　「FFFTP」は、64bit版を含むWindows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在“OSDN（旧SourceForge.JP）”のプロジェクトページや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。

18日編集部追記：「FFFTP」の開発者の一人である川本優氏の17日のツイートによると、自動更新用サーバーがv1.99からの自動更新に対応したとのこと。編集部でも現在、自動更新機能でv1.99からv1.99aへアップデート可能であることを確認した。

FFFTP 1.99-20160504以前のバージョンでは手動による更新が必要と記載しましたが、先ほどサーバー側で対応していただいたため、これらのバージョンから直接1.99aへ自動更新可能になりました
お騒がせしました

— 川本優 (@s_kawamoto)2016年5月17日