Windows 10のゲーム録画機能“GameDVR”を拡張するツール「GameDVR_Config」

「GameDVR_Config」v1.2

　「GameDVR_Config」は、Windows 10のゲーム録画機能“GameDVR”を拡張するためのツール。“GitHub”のプロジェクトページから無償でダウンロードできる。

　“Windows 10”は“Xbox”とのプラットフォーム共通化が図られており、ゲーム分野においてもいくつかの魅力的な機能が追加されている。なかでも、ゲームをプレイする様子を手軽に録画・共有できる“GameDVR”は注目の機能といえる。

　“GameDVR”を利用したゲーム画面のキャプチャーは、［Windows］＋［G］キーを押すと現れる“ゲーム バー”から行う。このバーではスクリーンショットの撮影や、プレイ画面の録画が可能。プレイ動画を記録する際はマイク入力を録音することもできるので、“プレイ実況”動画の作成も簡単。バックグラウンド録画にも対応しているので、決定的瞬間を逃さずに済む。ファイルは“ビデオ”フォルダーに保存される仕組みで、「XBox」アプリで編集・管理を行うこともできる。

ゲームをプレイする様子を手軽に録画・共有できる“GameDVR”

　ただし、サードパーティー製の録画・録音アプリと異なり、記録品質をきめ細かく設定できないのが玉に瑕といえる。そこで開発されたのが、「GameDVR_Config」だ。

　本ソフトを利用すると、標準で設定できる範囲を超えて録画・録音の品質を指定することが可能。たとえばビットレートを引き上げたり、ビデオの解像度を変更することができる。また、ハードウェアが“GameDVR”の要件を満たしていない場合のために、強制的にソフトウェアによる録画を行うオプションも用意されている。もし自分の環境で“GameDVR”が動作しない場合は、試してみるとよいだろう。