レビュー
「Google Chrome」で閲覧中のコンテンツをTVで楽しむための公式拡張機能「Google Cast」
“Chromecast”へコンテンツをキャスト。今後はブラウザー本体に統合される予定
2016年7月5日 13:23
「Google Cast」は、「Google Chrome」で閲覧中のコンテンツを“Chromecast”デバイスで再生できるようにするGoogle公式の拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Google Chrome」v51.0.2704.106で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。
本拡張機能を利用すると、「Google Chrome」の閲覧ページを“Chromecast”デバイスで再生(キャスト)することが可能。Webにアップロードされている写真や動画をリビングのTVで楽しみたい場合などに最適だ。
さらに“YouTube”など“Chromecast”に最適化されたWebサイトならば動画などのメインコンテンツの部分だけをTVへキャストすることも可能。タブレットPCを“YouTube”のリモコン代わりに使い、コンテンツは大画面のTVで楽しむことができる。
本拡張機能を利用するには、まず“Chromecast”デバイスをセットアップする。次に拡張機能をインストールしてボタンを押すと、ポップアップに接続可能な“Chromecast”デバイスがリストアップされる。あとは接続先のデバイスを選択すれば設定は完了だ。キャストの品質を設定画面で選ぶこともできる。
なお、本拡張機能は「Google Chrome 51」以降へ順次統合されていく予定。統合後は「Google Chrome」のハンバーガーメニューからキャスト機能が利用可能となり、本拡張機能のセットアップは不要になるという。
ソフトウェア情報
- 「Google Cast」
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 15.1120.0.4(16/03/23)