レビュー

「Google Chrome」で閲覧中のコンテンツをTVで楽しむための公式拡張機能「Google Cast」

“Chromecast”へコンテンツをキャスト。今後はブラウザー本体に統合される予定

「Google Cast」v15.1120.0.4
本拡張機能でWebページをTVへキャスト

 「Google Cast」は、「Google Chrome」で閲覧中のコンテンツを“Chromecast”デバイスで再生できるようにするGoogle公式の拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Google Chrome」v51.0.2704.106で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 本拡張機能を利用すると、「Google Chrome」の閲覧ページを“Chromecast”デバイスで再生(キャスト)することが可能。Webにアップロードされている写真や動画をリビングのTVで楽しみたい場合などに最適だ。

 さらに“YouTube”など“Chromecast”に最適化されたWebサイトならば動画などのメインコンテンツの部分だけをTVへキャストすることも可能。タブレットPCを“YouTube”のリモコン代わりに使い、コンテンツは大画面のTVで楽しむことができる。

“YouTube”など“Chromecast”に最適化されたWebサイトならば動画などのメインコンテンツの部分だけをTVへキャストすることも可能
「Google Cast」の設定画面

 本拡張機能を利用するには、まず“Chromecast”デバイスをセットアップする。次に拡張機能をインストールしてボタンを押すと、ポップアップに接続可能な“Chromecast”デバイスがリストアップされる。あとは接続先のデバイスを選択すれば設定は完了だ。キャストの品質を設定画面で選ぶこともできる。

 なお、本拡張機能は「Google Chrome 51」以降へ順次統合されていく予定。統合後は「Google Chrome」のハンバーガーメニューからキャスト機能が利用可能となり、本拡張機能のセットアップは不要になるという。

ソフトウェア情報

「Google Cast」
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
15.1120.0.4(16/03/23)