レビュー

閲覧サイトのサーバー所在地を国旗で示すGoogle Chrome拡張機能「Yet another flags」

IPアドレスや“Whois”情報へアクセスすることも

「Yet another flags」v1.0.2

 「Yet another flags」は、「Google Chrome」の閲覧ページをホストしているサーバーがどの国にあるのかを表示する拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Google Chrome」v57.0.2987.133で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 Webサイトのサーバー所在地を国旗のアイコンで示してくれる拡張機能。「Firefox」向けに提供されている「Flagfox」の「Google Chrome」版と言えるだろう。

 本拡張機能は、MaxMind社の“GeoIP”データベースを利用してIPアドレスからサーバーの所在地を割り出し、その国をツールバーのアイコンとして表示してくれる。拡張機能のポップアップへアクセスすれば、国名とIPアドレスを確認することも可能。場合によっては州と都市まで特定してくれる。

ポップアップで国名とIPアドレスを確認。場合によっては州と都市まで特定してくれる
ローカルサーバーの場合の表示
“Whois”情報へアクセスすることも

 さらにポップアップの[Whois]ボタンを押せば、“whois.domaintools.com”でドメインの所有者情報をチェックすることもできる。サーバーの所在地やドメインの所有者情報が必要になることはあまりないかもしれないが、アクセサリーだと思ってインストールしておけば、“このサーバーはあの国にあったのか”といった意外な発見があって面白い。また、特定の国のドメインはフィッシングに悪用されることが多いので、詐欺サイトを見分けるのに役立つこともある。

ソフトウェア情報

「Yet another flags」
【著作権者】
Ilya 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.2(17/01/03)