レビュー
マルチアカウント対応、Gmailをすばやく手軽に利用できるChrome拡張「Checker Plus for Gmail」
ポップアップ画面でメールを処理でき多彩な通知機能も魅力。同作者による“for Google Calendar”も便利
2017年5月23日 06:00
「Checker Plus for Gmail」は、Gmailの新着通知やメールチェックを行える「Google Chrome」用の拡張機能。寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 10上の「Google Chrome」v57.0.2987.133で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。
拡張機能のアイコン上にメールの未読数を表示できるほか、アイコンのクリックで未読メールの一覧をポップアップ表示し、送信者やタイトル、本文冒頭などを確認可能。メールをクリックすることで内容をプレビューしたり、アーカイブや削除、転送、返信といった操作を行うこともできる。
マルチアカウントに対応しており、複数アカウントの未読メールをまとめて一覧可能。アカウント名をクリックすると当該アカウントのGmailへアクセスできるので、マルチアカウント利用時のGmailランチャーとしても便利だ。
新着メールの通知機能も充実しており、アイコンのアニメーション、通知音、メール内容の読み上げ、デスクトップ上へのポップアップ表示が可能。各機能の利用の有無や挙動を非常に細かくカスタマイズできる。ポップアップはシンプルなものと多機能版の2種類が用意されており、多機能版では既読化や削除といったメール操作を行ったり、連絡先に登録された送信者の写真やメールに添付された画像を表示することも可能だ。
また同作者により、Googleカレンダーと連携する拡張機能「Checker Plus for Google Calendar」も同じく寄付歓迎のフリーソフトとして公開されており、拡張機能のボタン上に次の予定の開始時刻などを表示できるほか、ポップアップ画面上での予定管理や予定のアラーム通知などを行える。ポップアップ型の拡張機能であることを活かし、予定の作成時に“場所”の欄へ現在開いているWebページのURLをワンボタンで入力できるのも便利だ。
両拡張機能ともマテリアルデザインが意識されたすっきりと見やすいデザインでインターフェイスが統一されているのも特徴で、合わせて使うことでGmailとGoogleカレンダーをすばやく手軽に利用できるだろう。なお両拡張機能ともに、画面デザインのスキン・テーマ機能など一部の追加機能は寄付特典となっている。
ソフトウェア情報
- 「Checker Plus for Gmail」
- 【著作権者】
- Jason Savard 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 20.1.2(17/05/18)
- 「Checker Plus for Google Calendar」
- 【著作権者】
- Jason Savard 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 21.1.5(17/05/20)