レビュー
キー入力を仮想キーボードで視覚化できる「kbv」 ~マウス入力にも対応
通常のキーボード、テンキーレス、テンキーのみ、仮想キーコード表示を切り替え可能
2017年6月30日 06:00
「kbv」は、キーボードでどのキーが押されているかを視覚化するツール。Windows Vista/7/10に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
仮想的なキーボードをデスクトップ上に表示して、押されたキーをハイライトしたり、押されたキーの仮想キーコードを表示するツール。押されているマウスボタンを調べることも可能。キーボードを見ずにタイプする“タッチタイピング”の練習や、押されたキーのキーコードを調べたるのに役立てることができる。
また、マウスで入力を行う“ソフトウェアキーボード”として利用することも可能。最近のOSはタッチ操作に対応したソフトウェアキーボード機能が充実しているので不要かもしれないが、フォントサイズやキーの間隔などを細かくカスタマイズできるので、自分好みのソフトウェアキーボードがほしい人にはお勧めできる。
外観や挙動のカスタマイズは、仮想キーボードの左側にあるアルファベットをクリックして行う。たとえば、一番上の“s”をクリックするとソフトウェアキーボードによる入力機能をON/OFFすることが可能。“e”を押すとキーの入れ替えなどを行う“編集モード”へ移行できる仕組みで、“a”を押すと半透明表示を有効化できる。透明度をはじめとする表示の設定は“o”を押すと現れるオプションダイアログでカスタマイズ可能。
さらに、“c”をクリックすることで仮想キーボードの表示スタイルを変更することもできる。表示スタイルは4つ用意されており、クリックするたびに通常のキーボード、テンキーを省いたキーボード、テンキーのみ、仮想キーコードビューワーの順に仮想キーボードの表示が切り替わる。
ソフトウェア情報
- 「kbv」
- 【著作権者】
- orenge 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.1.1.2(16/12/14)