レビュー
「Google Chrome」の新規タブページでメモを取れるようにする拡張機能「Papier」
新しいタブを開くだけで以前に残したメモへアクセスできるシンプルな使い勝手が魅力
2017年8月2日 06:00
「Papier」は、「Google Chrome」の新規タブページをシンプルなテキストエディターとして使えるようにする拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Google Chrome」v60.0.3112.78で動作を確認した。本拡張機能の公式サイト“getpapier.com”から無償でダウンロードできる。
新規タブページでメモを取れるようにする拡張機能。新しいタブを開くだけで、以前に残したメモへアクセスできるシンプルな使い勝手が魅力だ。最近流行りのアカウント同期やクラウドへの保存といった機能は一切備えていないが、そういうものが不要なユーザーにはかえってありがたいかもしれない。
エディター画面は、ツールバーなど余計なユーザーインターフェイスを廃した最小限のデザインで、メモをとることだけに集中できる。簡単な書式機能を備えており、URLが自動でリンクとなるほか、[Ctrl]+[B]キーで太字にしたり、[Ctrl]+[U]キーで下線を引いたりすることも可能。行頭に“#”を追加すれば、その行を見出しとして扱うこともできる。また、[Ctrl]+[Shift]+[C]キーでチェックボックスを追加できるのもユニーク。簡単なToDo管理であればこれで十分かもしれない。
これらのショートカットキーのキーコンビネーションは、画面左下のメニューのボタンをクリックすると現れるメニューで確認可能。最初のうちは、これを参照しながら慣れていくとよいだろう。そのほかにも、エディター画面のフォントをカスタマイズしたり、背景を黒字にするナイトモードを利用することが可能。テーマを切り替える機能も搭載しており、背景色や文字色を好みにカスタマイズすることができる。また、画面右下ではメモ全体の文字数を確認することが可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Papier」
- 【著作権者】
- getpapier.com
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.4.0(17/06/02)