REVIEW(09/10/27)
auの携帯電話で取得したGPSデータ“あしあと”をKML形式へ変換できる「あしグー」
地表からの高さで移動速度を表わす特殊なルート情報を生成、ジョギングのお供に
「あしグー(AshiGo)」は、auの携帯電話に搭載されている“簡易ハンディGPS”機能などで取得した“あしあと”をKMLファイルへ変換できるソフト。Windows 2000に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7での動作も確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0以降が必要。
GPS機能を搭載したauの携帯電話では、「地図ビューアー」に搭載されている“簡易ハンディGPS”機能や、避難場所へのナビゲーションソフト「災害時ナビ」を利用してGPSデータ“あしあと”を記録することができる。「あしグー(AshiGo)」は、そのあしあとデータをKMLファイルへ変換するソフト。KMLファイルに変換すれば、「Google Earth」をはじめとするKML対応のPC向けソフトでもルートを表示することができて便利。
使い方は簡単で、あしあとデータファイルを本ソフトにドラッグ&ドロップするだけ。変換作業が終了すると、KMLファイルがあしあとデータファイルと同じフォルダへ出力される。あとは、出力されたKMLファイルを「Google Earth」で開けば、ルート情報などを表示することが可能。
本ソフトが作成するKMLファイルは単にルートを表すだけのものではなく、地表からの高さで移動速度を表わす特殊なもの。たとえばランニングやウォーキングなどで、速度を出したところと休憩したところが一目瞭然になるのが面白い。
またデータを変換する際には、あしあとの詳細データが書き込まれたテキストファイルや、開始日時と終了日時および平均速度などのまとめデータが書き込まれたテキストファイルも同時に出力される。精密なデータを参照したい場合は、こちらを参照するとよいだろう。
- 【著作権者】
- KIYA 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(営利目的で利用する場合は事前連絡が必要)
- 【バージョン】
- 1.1.0(09/10/10)