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Webブラウザー「Opera Neon」をコマンドで操作できる「opera-browser-cli」が発表

MCPコネクターよりも軽量で、かつ汎用的

Opera、「opera-browser-cli」を発表

 ノルウェーのOpera Softwareは5月12日(現地時間)、「opera-browser-cli」を発表した。同社の実験的なAIブラウザー「Opera Neon」をコマンドラインインターフェイス(CLI)で操作できるようにした公式ツールだ。

 同社は、「Browser Connector」と呼ばれるMCPコネクターを「Opera」でテストしており、これを利用すればAIと「Opera」を連携させることができる。

 しかし、この仕組みは利用までの準備に手間がかかる上、AIからしか利用できない。また、ツール呼び出しにオーバーヘッドがあり、「ChatGPT」や「Claude」のトークンを消費する。この点、CLIならばより軽量で、かつ汎用的。AI以外のツールとも連携できるのが利点だ。

 「opera-browser-cli」は「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT」(前述の「Browser Connector」もオープンソースになっている)。「Node.js 20」がインストールされていれば、以下のコマンドでインストールできる。

npm install -g opera-browser-cli
opera-browser-cli setup

 なお、Windows環境では「PowerShell 7.0」以降が必要。

 「opera-browser-cli」には現在38のコマンドが用意されており、指定したURLを開いたり、スクリーンショットを撮ったりすることが可能。MCPコネクターでは扱えない内部エージェント機能へのアクセスも提供され、エージェントにWebアプリを生成させたりすることもできる。開発ツールもCLIにラップされており、デバッグなども行える。あくまでローカルで動作するため、クラウドベースのエージェントからはアクセスできないが、それも安全のためと割り切れば魅力といえる。

 ちなみに、「Opera Neon」は通常の「Opera」と異なり、サブスクリプション制の有料ソリューションだ。価格は月額19.90米ドル(日本円での支払いも可能)より。