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「ChatGPT」「Claude」からWebブラウザーを参照・操作 ~「Opera」に新AI機能が追加
「MCP」を活用、「Opera One」「Opera GX」で試験導入
2026年4月21日 15:32
ノルウェーのOpera Softwareは4月16日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」の新機能「Browser Connector」を発表した。「ChatGPT」や「Claude」といったAIチャットアプリに「Opera」を接続して、「Opera」で閲覧しているページを読み取らせたり、ナビゲーションやスクリーンショットの撮影といった操作を行ったりできる。
「Opera」には「Opera AI」と呼ばれるAI機能が内蔵されており、閲覧ページを参照しながらAIと対話できる。しかし、「Opera」の外にあるAIチャットアプリに閲覧ページを読み取らせるには、わざわざコピー&ペーストするなどしてAIチャットアプリに内容(コンテキスト)を伝える必要がある。
この課題を解消するのが、今回発表された「Browser Connector」だ。AIエージェントが外部のツールやサービスと簡単に接続できるようにするオープン規格「MCP」(Model Context Protocol)を活用して、「ChatGPT」や「Claude」といったAIチャットアプリから「Opera」を参照させることができる。
本機能は現在、「Opera One」(一般向けの「Opera」)と「Opera GX」(ゲーマー向けのカスタムバージョン)で利用可能。設定画面の[Early Bird]ページ(opera://settings/early_bird)で試験機能モード(Early Bird)を有効にしてブラウザーを再起動すると、[AIサービス]設定ページで「Browser Connector」をインストールできるようになる。
この機能でサポートされる操作は、以下の通り。
- 開いているタブの内容を読む
- タブのスクリーンショットを撮る
- タブ一覧を理解する
- ページを開く、新しいタブを開く、タブを閉じる
- ブラウザー履歴を読み取る
これらを組み合わせれば、「ChatGPT」や「Claude」から「Opera」を操作し、閲覧ページの要約や複数タブにわたる情報の集約、オンラインリサーチなどを行える。
ただし、安全性を確保するため、フォームの入力やボタンのクリックといった自動操作まではできない点には注意したい。不安であれば、他の操作の可否も細かく制御できる。































