REVIEW(09/12/10)
文字そのものをロゴとして使える超極太な英字フォント「FatBoySlit」
文字の形を切れ込みで表現、大きく変形した文字もあるデザイン性が魅力
「FatBoySlit」は、切れ込みで文字を形作った英字フォント。Windowsに対応するTrueTypeフォントで、編集部にてWindows XPで動作確認した。非商用目的に限りフリーで利用可能な試用版を、12月末までの期間限定で作者のWebサイトからダウンロードできる。なお商用目的で利用したい場合には、本フォントを含む18種類のフォントが同梱された製品版を購入する必要がある。
フォントを大きく分類するなら、文字の読みやすさを優先するタイプと、そのデザインが主役となるタイプの2種類だろう。たとえば“Twitter”のロゴはまさに後者に該当し、あのフォントのデザインでなければTwitterらしさが薄れてしまうはずだ。
Twitterロゴのようにフォントありきのロゴを作成したい人にオススメするのが、超極太な英字フォント「FatBoySlit」だ。英数字と記号を収録し、文字の形を切れ込みで表現しているのが特長で、直線で構成される文字はより角張り、丸みのある文字はより丸くデザインされている。
アルファベットのなかには大きく変形した文字もあり、たとえば“S”は2つの半円がズレてくっついているようなデザインだ。なお本フォントは、同作者が10月限定で公開していた「FatBoyUltra」の派生版に当たり、「FatBoyUltra」は味付けの少ないシンプルな仕上がりになっている。
- 【著作権者】
- FLOP DESIGN
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows XPで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非商用目的のみ、製品版は980円)
- 【バージョン】
- 試用版(09/12/01)