REVIEW(10/04/09)
SF話題作『第9地区』のエイリアンが使用している文字のフォント「D9 non-humans」
南アフリカに難民として飛来したエイリアンが使う文字を利用可能
「D9 non-humans」は、4月10日に公開される映画『第9地区』に登場するエイリアンが使用している文字のフォント。Windowsなどに対応するフリーのTrueTypeフォントで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、映画『第9地区』の公式サイトからダウンロードできる。
『第9地区』は、南アフリカに難民として飛来したエイリアンと、その管理を行う超国家組織“MNU”を巡る陰謀に巻き込まれた男を描くSF映画。フィクションのドラマ映像に加え、実際に一般の人々へインタビューしたドキュメンタリー映像や、現実のニュース映像を織り交ぜることで実現した、現実と虚構の境界線がわからなくなるほどのリアルな描写が話題を呼んでいる。
エイリアンの使う文字はそのほとんどが彫刻刀で彫ったような直線で構成されており、アルファベットの各キーのほか、一部の記号にも文字が割り当てられている。数字キーに割り当てられた文字だけは円をベースに構成されており、おそらく数字を表していると思われるが、詳細は一切不明で判読は難しい。
公式サイトでは本フォントのほか、エイリアンが隔離されている難民キャンプ“第9地区”の光景をパノラマで表示するスクリーンセーバーや、壁紙、Twitterの背景用画像なども配布されている。さらに、“iTunes Store”ではエイリアンとの会話や予告編の再生ができるiPhone/iPod touch用アプリ「宇宙人トーク」も公開中だ。
- 【著作権者】
- District 9 Ltd
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.000(10/03/16)