REVIEW(10/06/11)
複数の動画ファイルを“WebM”形式へ手軽に一括変換「Free WebM Encoder」
AVI/MP4/FLV/WMV/MOV形式の動画を変換可能
「Free WebM Encoder」は、複数の動画ファイルを“WebM”形式へ一括変換できるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、AVI/MP4/FLV/WMV/MOV形式の動画ファイルを手軽に“WebM”形式へ変換可能。“WebM”形式とは、高い圧縮率と品質を両立した動画コーデック“VP8”と、音声圧縮形式“Vorbis”を組み合わせたオープンソースの動画フォーマット。ライセンスの必要な“H.264”や、オープンソースではあるが圧縮率で劣る“Ogg Theora”に代わるWeb標準の動画フォーマットになることが期待されている。
細かい出力設定などは一切なく、変換元の動画を解像度などを保ったまま“WebM”形式へ変換できる。利用方法も簡単で、動画ファイルを本ソフトのリスト画面へドラッグ&ドロップなどで登録し、出力先を指定したあとで[Convert to WebM]ボタンを押すだけでよい。
リスト画面には複数の動画ファイルを登録可能で、一括変換にも対応している。手持ちの動画ファイルを手っ取り早く“WebM”形式へ変換したい場合に活躍するだろう。
- 【著作権者】
- PolySoft Solutions
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0