レビュー

ブロック崩しの反射音がなぜかメロディーになる「音楽ブロックくずし」

ブロックや壁、パッドなどにボールが当たる音でメロディーを奏でられる

「音楽ブロックくずし」

 「音楽ブロックくずし」は、ブロック崩しの反射音がBGMに合わせたメロディーになるブロック崩しゲーム。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。現在、ゲーム制作者のコミュニティサイト“Kawaz”からダウンロードでき、動作には.NET Framework 3.5とXNA Framework 3.1が必要。

 操作はマウスの左右移動でパッドの移動、左クリックでボールの発射となっている。見た目はオーソドックスなブロック崩しだが、静かに4つのコードが循環するBGMが流れる中、ブロックや壁、パッドなどにボールが当たる音がなぜか自然とメロディーになるのが特長。

 ブロックには、1回ボールが当たると消える通常ブロックのほか、3回ボールが当たらないと消えないブロックや、当たってもボールが貫通して消えるだけのブロック、当たると追加のボールが飛び出すブロックなどが存在する。ボールが追加されるとBGMの音数が増えて盛り上がるほか、ボール同士がぶつかった際は反射して金属音が鳴る。もちろん、ボール同士がぶつかった音もメロティーの一部になる仕組み。

 ステージは全10ステージが用意されているほか、インストールフォルダ内の“levels”フォルダにあるTXTファイルを編集することでオリジナルのステージを作成することも可能。また、“Kawaz”ではユーザーが作成した追加ステージも公開されているほか、ステージ投稿用のBBSも用意されている。

大量のボールが現れるステージも
オリジナルのステージを作成可能

ソフトウェア情報

「音楽ブロックくずし」
【著作権者】
geekdrums 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.02

(長谷川 正太郎)