レビュー
和と洋のテイストが混在するレトロなカナフォント「おもてなし明朝」
画線の太さを使い分けたセリフ体風のデザイン、筆文字のようなニュアンスも
(2014/3/6 17:26)
「おもてなし明朝」は、レトロなデザインのカナフォント。Windows 2000/XP/Vista/7/8などに対応するOpenTypeフォントで、作者のWebサイトからダウンロードできる。非商用に限り無償で利用することができ、商用の場合には1,480円(税込み)で販売されている有償版を購入する必要がある。
ひらがなとカタカナのみを収録し、画線の太さを使い分けたデザインが特徴。製品名に“明朝”とあるものの、そのデザインはどちらかと言えば英文フォントのセリフ体に近い印象だ。それと同時に、太く盛られた画線が丸みを帯びているほか、全体的に手書きのニュアンスを含むため、筆文字のようでもある。
その和と洋のテイストが混在するデザインはシャープでありながらも柔らかく、レトロでありながらもモダンといったように多面的だ。そのため、曲線的なひらがなと直線的なカタカナを混ぜて印字すると、その魅力がさらに引き立つかもしれない。
なお、同作者が無償で公開しているフォントは通常、その公開が期間限定となっているので、早めのダウンロードをオススメする。
ソフトウェア情報
- 「おもてなし明朝」
- 【著作権者】
- フロップデザイン
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7/8など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(商用可能な有償版は1,480円(税込み))
- 【バージョン】
- -(14/03/01)