レビュー
「Google Chrome」で閲覧中のタブをパネル化する拡張機能「Panel Tabs」
動画サイトの視聴“ながら視聴”などに便利
(2014/10/14 18:45)
「Panel Tabs」は、「Google Chrome」で閲覧中のタブをパネル化する拡張機能。編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v38.0.2125.101で動作を確認した。ライブラリサイト“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。
本拡張機能を利用すると、タブをブラウザーウィンドウとは独立したパネルとして分離表示することが可能。このパネルはデスクトップの最前面に表示され、自由に移動やリサイズが行える。たとえば、ライブ中継サイトのページをパネル化してデスクトップの隅に表示し、テレビのピクチャーインピクチャー(PinP)モードのように利用したり、カウントダウンサイトをパネル化して付箋のようにデスクトップへ貼り付けておきたいといった場合に役立つだろう。
本拡張機能を利用するには、まず「Google Chrome」のパネルウィンドウ機能を有効化する必要がある。初回利用時に案内が表示されるので、それに従って“chrome://flags”画面で機能を有効化し、「Google Chrome」を再起動しよう。最後にパネルのテストが正常に完了すれば、セットアップは完了だ。
閲覧中のタブのパネル化するには、拡張機能のポップアップメニューにある[Pop this tab into a panel]ボタンを押す。ポップアップメニューに表示されるパネル一覧にある“Put back”リンクをクリックすれば、パネル化したタブを再びウィンドウ内へ戻すことができる。パネルにはタブ化するためのユーザーインターフェイスが設けられていないので、すべてのタブをパネル化してしまうと元のウィンドウへ戻せなくなってしまうので注意しよう。
なお、「Google Chrome」のパネルウィンドウ機能は“Canary”チャンネルと“Dev”チャンネルではすでにデフォルトで有効化されているという。安定版で有効化されるのは少し先のことになりそうだが、期待して待ちたい。
ソフトウェア情報
- 「Panel Tabs」
- 【著作権者】
- Leo Nikkila 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.1(14/10/09)