レビュー
マウスの中クリックでお手軽に。シェルのフォルダ移動を支援する「Chameleon Folder」
ファイル選択ダイアログのフィルタリング設定を変更する機能も
(2014/10/24 17:05)
「Chameleon Folder」は、エクスプローラやファイル選択ダイアログにおけるフォルダ移動を支援するタスクトレイ常駐型ソフト。64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/8.1に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
“ファイルを開く”ダイアログで目的のフォルダを開くのに苦労したことはないだろうか。そんなときにお勧めしたいのが、「Chameleon Folder」だ。本ソフトはタスクトレイに常駐し、ファイル選択ダイアログでマウスの中ボタンをクリックすると、あらかじめ登録済みのフォルダへジャンプするためのメニューを表示してくれる。初期設定ではドキュメントフォルダやミュージックフォルダ、ピクチャーフォルダ、各ドライブのルートフォルダがあらかじめ登録されているほか、最近利用したフォルダやファイルを呼び出すことも可能。このメニューはエクスプローラやデスクトップで呼び出すこともできる。
フォルダの登録は、タスクトレイアイコンの右クリックメニューにある[Add Folder]コマンドを利用するのが簡単だ。さらに[Options]ダイアログを開けば、フォルダの登録解除や挙動のカスタマイズなどが行える。「Chameleon Folder」のメニューはショートカットキーで呼び出すこともできるが、このキーコンビネーションもカスタマイズ可能。
そのほかにも、ファイル選択ダイアログのフィルタリング設定を変更する機能を搭載。ファイル選択ダイアログで「Chameleon Folder」のメニューを表示すると[Filter]という項目が追加されているので、このなかからファイルタイプを選択しよう。すると、ファイル選択ダイアログに表示されるファイルが、選択したファイルタイプに登録されている拡張子でフィルタリングされる。このファイルタイプは[Options]ダイアログで編集が可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Chameleon Folder」
- 【著作権者】
- Evgeni Shmakov 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.10.400