レビュー
“Google Drive”のファイルをローカルアプリで開けるようにするGoogle Chrome拡張
Googleが開発した公式の拡張機能
(2014/11/7 15:16)
「Application Launcher for Drive」は、オンラインストレージ“Google Drive”にあるファイルをローカルアプリケーションで開けるようにする「Google Chrome」用の拡張機能。編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v38.0.2125.111で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。
“Google Drive”のWebインターフェイスでは、右クリックメニューにある[アプリで開く]コマンドからファイルをWebアプリケーションで開いて編集することが可能。しかし、昨今のWebアプリケーションの進歩がいかに著しいとはいえ、まだまだローカルアプリケーションのほうがパフォーマンス・機能ともに優れている場合が多いのが現状だ。たとえば画像ファイルはオンライン編集ツールでなく「Adobe Photoshop」で、表計算ファイルは“Google スプレッドシート”ではなく「Microsoft Excel」で開きたい場合は少なくない。
「Application Launcher for Drive」は、そういったニーズに応えるためにGoogleが開発した公式の拡張機能。[アプリで開く]コマンドの候補に当該ファイルと互換性のあるローカルアプリケーションを表示し、オンラインにあるファイルを直接開けるようにしてくれる。ローカルアプリケーションで編集・上書き保存したファイルは自動で“Google Drive”と同期されるので、Webインターフェイスであることを意識することなく利用できる。また、ローカルアプリケーションでしか扱えないファイルも気兼ねなく“Google Drive”へ保存しておけるだろう。
本拡張機能はインストールするだけで効果を発揮するが、あらかじめクライアントソフト「Google Drive」の最新版をインストールしておく必要があるので注意。執筆時現在の最新版はv1.18.7821.2489。
また、“Google Drive”のWebインターフェイスも最新版へアップデートしておく必要がある。もし“Google Drive”へログインして“新しいドライブをお試しください”というメッセージが現れたら、[新しいドライブを試す]ボタンを押してアップデートておこう。
ソフトウェア情報
- 「Application Launcher for Drive」
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.2(14/10/01)