レビュー
「Open With Firefox」と「Open In Chrome」でFirefox/Google Chromeを自在に行き来
双方のブラウザーでの動作チェックが必要なWeb開発者やWebデザイナーなどにお勧め
(2015/6/22 15:12)
「Open With Firefox」は、「Google Chrome」で閲覧しているWebページを「Firefox」で開く「Google Chrome」用の拡張機能。「Open In Chrome」はその逆を行う「Firefox」用の拡張機能だ。これらを組み合わせれば「Firefox」と「Google Chrome」を自在に行ったり来たりすることが可能。双方のWebブラウザーで見栄えや動作をチェックする必要のあるWeb開発者やWebデザイナーなどにお勧めしたい。
「Open With Firefox」を利用するには、まず「FF Communicator」という仲介アプリをセットアップする必要がある。初回利用時にダウンロードページが表示されるので、そこから「FF Communicator」を入手し、管理者権限で起動してセットアップを行おう。これで二回目からは拡張機能のボタンをクリックするだけで、閲覧中のWebページを「Firefox」で開くことができる。
なお、閲覧中のWebページを「Firefox」で開く際、“外部プロトコル リクエスト”というポップアップが表示される場合は、[アプリケーションの起動]ボタンを押せばよい。[このようなリンクの設定をすべて保存する]オプションを有効化すれば、このポップアップは二度とあらわれなくなる。
一方、「Open In Chrome」はインストールするだけで簡単に使い始めることが可能。機能も「Open With Firefox」より少し高機能で、[Ctrl]キーを押しながら拡張機能のボタンを押せば、「Firefox」で開いているタブをまとめて「Google Chrome」で開くことができる。
そのほかにも、設定画面で挙動をカスタマイズすることにより、リンクをクリックした際に「Google Chrome」で開いたり、Webページを「Google Chrome」で開いた際に「Firefox」上のタブを自動で閉じたりするように指定することが可能だ。
「Open With Firefox」は「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v43.0.2357.124で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。「Open In Chrome」は「Firefox」v3.6以降に対応しており、編集部にてWindows 8.1上の「Firefox」v38.0.5で動作を確認した。“Add-ons for Firefox”から無償でダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Open With Firefox」
- 【著作権者】
- barisderin.com
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.7(15/06/19)
- 「Open In Chrome」
- 【著作権者】
- joyje 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.6.0.1-signed(15/01/16)